「帝王切開=無痛で楽勝」だと思っていた自分を殴りたい……。
42歳でようやく授かった命。
手術室で私を待ち受けていたのは、「内臓をゴソゴソされる」という未知のホラー体験でした。
👉 “痛くない=楽”じゃないことを、身をもって知った日。
妊娠初期に放たれた「不吉な予言」が、まさかこんな形で伏線回収されるなんて……!
本文
私は過去に子宮筋腫の手術をしていたので、出産は「計画帝王切開」。
「麻酔さえあれば無敵でしょ!」なんて、スタバの新作を待つくらいの軽い気持ちで挑みました。
が、現実は「内臓の引っ張り合い」という名の格闘技でした……。
1. 物理の法則に逆らう「エビのポーズ」
最初の関門は、術後の痛みをおさえるための背中の管(硬膜外麻酔)。
「はい、赤ちゃんみたいに背中を丸めてエビになって〜」と爽やかに言われますが……。
無理。
臨月のお腹でエビになれるなら、もうそれは人間卒業してます。
しかも刺される針が、笑えないレベルで痛い。痛すぎる。
先生が何度も何度も「……ん〜?」「……おかしいな」とトライするたび、
私の背中に激痛が走ります。
2. 先生の「優しさ」という名の公開処刑
ついに先生が、絞り出すような声で言いました。
先生:「……マロンさん、背骨がちょっと曲がっていて、針が入りにくいみたいですね(汗)」
先生……。 骨のせいにしてくれて、ありがとう。 その優しさ、一生忘れない。
でも、私の脳内では妊娠初期の「あの予言」が、爆音のBGMとともに再生されていました。
「いい?太りすぎると麻酔の針、マジで入らなくなるからね?(真顔)」
……これだ。 あの時の先生の忠告を無視して食べまくった、自分への報いだ。
圧倒的な「脂肪の壁」を前に、医療の最新技術が敗北した瞬間でした。
3. 「無痛」じゃない。内臓の感覚、ありすぎ問題
結局、管は諦めて手術スタート。 「痛くないから大丈夫ですよ〜」という言葉を信じましたが……
「痛み」はない。でも「感覚」がエグい。
お腹の中で内臓をグイーーッ!と引っ張られたり、ゴソゴソ整理されたりする感覚がダイレクトに伝わってくるんです。
「ひっ……ふぅっ……」と、出産とは別の意味でラマーズ法が必要なレベル。
耐えかねて悶絶していたら、先生がクールに一言。 「筋肉注射して」
……いや、それも普通に痛いからね!?
4. 感動の対面?いいえ、ホラーの誕生です
そして、ついに息子が誕生!
ドラマならここでキラキラした涙と、完璧な角度の記念写真のはず。
でも、カメラに映っていたのは……
- 意識が半分飛んで、白目をむきかけた私
- 重力に負けて、ありえない角度でずれたメガネ
- 感動の「か」の字もない、完全なるホラー顔
息子が出てくる瞬間の動画、たしかに感動的なんですけどね。
私の顔が映るたびに「誰だこの化け物は」という現実に戻されます。。
おわりに
1億の家から落ち、自己破産し、42歳で「脂肪の壁」を乗り越えて産んだ息子。
これだけ濃い出産だったんだから、きっと大物になるに違いありません(笑)


コメント